2014年4月11日金曜日

2014年 ベトナム出張報告

東京では桜の花も散り始め、葉桜の季節となってきましたが如何ですか?
さて4/5(土)~9(水)まで日立グループへの人材ビジネスの一環として、ベトナムのホーチンミンとハノイを訪問してきました。ベトナムは南北に細長く約1800Kmあり青森から鹿児島の距離で、気候や街の雰囲気もかなり違います。
今回は南に位置するホーチンミン(旧サイゴン)から入国しましたが、気温も日中は35~36℃とかなり暑く、街中を歩くのも大変でした。ただ北にあるハノイは気温27~28度朝晩は22℃前後で非常に凌ぎやすく体には楽でしたが、ただ明るく綺麗なホーチンミン市に対し、ハノイはこの時期どんよりした天候が続いているそうで、街並みもホーチンミンに比べると、やや雑然としている感じでした。
現地駐在員のお話では、ホーチンミンからハノイへ行くとソウルから平壌に行くような感じとの事でしたが、正に言いえて妙でした。
今回現地では日立ハイテクさん、日立プラントさん、日総工産さんとパートナーシップを結んでいる現地人材紹介会社の廣済堂さん、人材及び不動産関連のアイクラフトさん、現地進出中のシグマトップさん等多数の方にお会いさせて戴き、非常に貴重な情報交換をさせて戴く事が出来ました。
ベトナムは社会主義国ですが、1976年に南北ベトナムが統一されて以来、従来の社会主義体制の下では新しい国づくりには役に立たないという認識から、
1.社会主義路線の見直し
2.産業政策の見直し
3.市場経済の導入
4.国際協力への参加を進める
の4つのスローガンが決定され、従来の概念・思考・行動から脱却して新しい変化をめざしこのスローガンを実行すべく「ドイモイ(刷新)政策」を発表し推進しています。
ただベトナムはまだまだ一次産業が中心で経済もやや停滞気味ですが、これから二次産業への投資も積極的で景気も上昇基調であり、日立グループもベトナムの地下鉄の受注を始めインフラ関連でこれから徐々に進出してく予定で、成長が期待出来そうです。
初日はシグマトップの寺田室長とアイクラフト社の西田社長とベトナムの地酒「越の一」で情報交換。なかなか美味しかったですね。
フランス統治時代のシンボルでもある重厚なバロック建築の市民劇場(旧オペラハウス)
ホーチミン市にそびえる68階建て262mのフィナンシャルタワー49階には
サイゴンスカイデッキがある。
49階からのスカイデッキからはホーチンミン市内が一望
ホーチンミン庁舎(旧サイゴン市庁舎)とホー・チ・ミン元国家主席の銅像
ホーチンミン広場前にて
1891年フランス統治時代にオルセー美術館を模して建てられた中央郵便局
ホーチンミンで一番大きなベンタン市場
小さいお店が数千店入っています。

日立ハイテクベトナムオフィスにて
左端:廣済堂永木様
中央:日立ハイテク中田所長
ホーチンミン市内の夜景を見ながらベトナム料理を堪能しました。
ハノイでは空港から市内まで農園風景でホーチンミンとはかなり違った雰囲気です。
ハノイ市内の電柱には細い電線が絡まるように張り巡らせれており
インフラはまだまだの感じです。
ハノイの街並みは家の間口の広さで税金が違うため、
ほとんどの家が3階から4階建てと細長くなっています。
交差点はまるでオートレースのスタートの様にバイクが一列に並んで走っています。
数の多さとあまり事故がないのには驚きです。
日立プラントさんのオフィスにて
左端から:廣済堂永木様、日立プラント鹿嶋社長、嶽、日総工産佐藤部長、廣済堂大谷様、日立プラント佐伯部長
ハノイ空港での日立の看板。これからが楽しみです。

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